歯肉炎を歯周病に悪化させないために

歯周病専門治療・口臭専門治療を行っている東京港区の歯科医院「大西歯科モノレールビルクリニック」です。歯医者さんで「歯肉炎です」と診断された経験はありませんか? 実は歯肉炎は、歯周病の初期段階。歯肉炎と診断されたら、ここでしっかりと治療を進めれば歯周病へのリスクがグッと下がります。こちらでは、歯肉炎についてお伝えします。

歯肉炎と歯周炎ってどう違うの?

歯肉炎の症状

歯周病は、よく耳にするポピュラーなお口のトラブルですが、ほかにも歯肉炎や歯周炎という言葉を聞いたことがあると思います。一見、同じように見えますが何が違うのでしょうか。

簡単に言うと、歯周病の病態と進行過程をあらわします。歯肉炎(プラーク性歯肉炎)は、歯周病の初期段階であり、歯周ポケットが3mmを超えることはありません。その後、歯周ポケットの形成度合いなどによって歯周炎(慢性歯周炎)と診断され、軽度、中度、重度と症状によって分けられるのです。歯周ポケットが3mmを超えているか否かが、判断基準のひとつとされています。

具体的な症状としては、

  • 歯の表面に歯垢(プラーク)がたくさん付着している
  • 歯ぐきの境目がわかりづらい
  • 歯ぐきが境目に沿って赤みを帯びている
  • 歯ぐきの境目が腫れている
  • 歯ぐきから出血する

といったものが挙げられます。

こんな症状に心当たりがあったら、歯肉炎の予備軍か、すでにかかっているかもしれません。

歯肉炎から歯周炎になるタイミング

歯肉炎から歯周炎になるタイミング

歯と歯肉の間には、それらを結びつけている歯周靱帯(歯根膜)というものがあります。これらが歯周病原菌の活動によってこわされ、歯と歯肉の隙間が開き「歯周ポケット」が形成されます。これが、「歯肉炎」ではなく「歯周炎」となるタイミングです。

歯周炎が進行すると歯茎や顎の骨(歯槽骨)が失われていき、それらを完全に元通りにすることはできません。しかし、歯肉炎の段階であれば正しいホームケアを継続することで、健康な状態を取り戻すことは可能です。

歯肉炎の処置方法

歯肉炎はまだ初期段階で、顎の骨や歯周ポケットへの影響も少ないですが、早期発見・早期治療に越したことはありません。しっかりとプラークを除去することで、完治を目指せます。できるだけ歯周病治療に強い歯科医院で治療を受け、同時に毎日の正しいブラッシングを心がけましょう。

お口の汚れ、ホームケアでどのくらい除去できる?

歯周病予防のためには、自分でできる毎日のホームケアが欠かせません。ホームケアと言って思い浮かぶのは、やはり歯みがき(ブラッシング)でしょう。

しかし実は、歯みがきによる汚れの除去率は58%と意外と低いのです。歯みがきだけでは歯と歯の間の汚れまで十分に除去できないからです。より効率よく汚れを落とすには、歯みがきに加え、デンタルフロスの併用をおすすめします。歯ブラシとデンタルフロスなら、86%もの汚れを落とすことができると報告されています。

各ホームケアの汚れの除去率
  • 各ホームケアの汚れの除去率
    歯ブラシで磨いたあと
  • 各ホームケアの汚れの除去率
    歯間ブラシを通したあと
  • 各ホームケアの汚れの除去率
    フロスを通したあと

画像引用:GoodbyePerioプロジェクト

各ホームケアの汚れの除去率

今までデンタルフロスを使ったことがないという方も、使っているけど本当に正しい使い方なのかしら?と思っている方にも、「大西歯科 モノレールビルクリニック」では、歯ぐきケア専用のデンタルフロスで使い方のアドバイスしています。歯科衛生士とともに実際に練習する時間も設けていますので、ぜひ一緒にやってみましょう。あなたのホームケアに、ぜひデンタルフロスも加えてみてください。